📝 編集部レビュー|英語学習サービスの組み合わせ方を整理
📌 この記事の立場
本記事は、スタディサプリENGLISHとDMM英会話を「併用する」という観点で、編集部が両サービスの公式情報と一般的な学習設計をもとに整理したものです。料金・プランは2026年6月時点の一般的な情報をもとにしています。最新の金額やキャンペーンは各社公式で必ずご確認ください。
「スタディサプリENGLISHでインプットを固めつつ、DMM英会話で実際に話す練習もしたい。でも、両方やるのはお金も時間もかかりすぎないか」。
この2つの併用を考え始めると、たいてい同じところで立ち止まる気がします。
片方だけでも続くか不安なのに、2つも回せるのか。月の出費はいくらになるのか。そもそも併用に意味はあるのか。
その迷いは、もっともだと思います。
英語学習でいちばんもったいないのは、「インプットだけで終わって話せないまま」か、「いきなり会話に挑んで何も言えずに心が折れる」かのどちらかです。
スタディサプリENGLISHとDMM英会話の併用は、この2つの失敗をどちらも避けるための組み合わせとして、相性が良いと感じています。
本記事では、両サービスの役割分担、併用が向いている人・向いていない人、現実的な料金感、そして「独学×実践」を回すための具体的な1週間の組み立て方まで、自分なりに整理してみました。
結論:スタサプで「言える材料」を仕込み、DMM英会話で「口から出す」。インプットとアウトプットを別サービスで分担すると、独学だけよりも定着しやすくなります。
💡 先に結論|併用の核心
スタディサプリENGLISHは一人で進めるインプット(文法・単語・型)に強く、DMM英会話は覚えた表現を実際に口から出すアウトプットに強いサービスです。「スタサプで仕込んだ表現を、その週のDMMレッスンで必ず使う」——このループを作ると、どちらか片方だけでは起きにくい「使える英語への変換」が進みやすくなります。
なぜ「スタサプ×DMM英会話」の併用なのか
英語が話せるようになる過程を雑に分けると、「知識を入れる(インプット)」と「使って出す(アウトプット)」の2つに分かれます。
多くの人が挫折するのは、このどちらかに偏ってしまうからだと感じています。
たとえば英語アプリだけをやり込むと、文法や単語の知識は増えても、いざ外国人を前にすると一言も出てこない、ということが起きがちです。
逆に、知識が薄いままオンライン英会話を始めると、毎回ジェスチャーと単語の羅列で乗り切ることになり、「楽しいけど上達している感じがしない」という状態に陥りやすいです。
スタディサプリENGLISHとDMM英会話は、ちょうどこの2つの役割を分担できる組み合わせだと整理できます。
スタサプは、スキマ時間に一人で進められるインプット教材として設計されています。
DMM英会話は、世界中の講師と毎日話せるアウトプットの場です。
「材料を仕込む場所」と「使う場所」を分けて持っておくと、独学の弱点である「出す機会のなさ」を埋められる、というのが併用の基本的な考え方です。
📌 併用の本質は「役割分担」
スタサプ=言える材料を増やす/DMM英会話=その材料を口から出して定着させる。同じことを2回やるのではなく、学習の前半と後半を別サービスで担当させるイメージで考えると、併用の意味がはっきりします。
スタサプとDMM英会話、それぞれの役割と強み
まず、それぞれが何に強く、何が苦手なのかを整理しておきます。ここを押さえておくと、自分にとって併用が必要かどうかも判断しやすくなります。
スタディサプリENGLISHの強み
スタディサプリENGLISHは、リクルートが提供する英語学習サービスで、1回あたり数分から学べる構成になっているのが特長です。
ディクテーションやシャドーイング、文法講義、単語など、一人でコツコツ積み上げるインプット系のトレーニングがそろっています。
電車の中や寝る前など、相手の都合を気にせず自分のペースで進められるので、「会話の前に基礎を固めたい」「型のストックを増やしたい」という用途に向いています。
一方で、あくまで自習教材なので、「実際に人を前にして話す」という負荷は、ここだけでは経験しにくい点は正直なところだと思います。
DMM英会話の強み
DMM英会話は、オンライン英会話の中でも講師の国籍が幅広く、毎日レッスンを受けられるプランがあるのが特長です。
予約してビデオ通話でマンツーマンのレッスンを受ける形なので、「とにかく口から英語を出す」「通じる/通じないを体感する」というアウトプットに直結します。
無料の教材も豊富で、レベル別に話す題材を選べるため、初心者でも沈黙だらけになりにくい設計になっています。
ただし、土台の文法や語彙が薄いままだと、毎回同じ簡単な表現で乗り切ってしまい、上達のスピードは鈍りがちです。だからこそ、インプットの supply 元があると活きてきます。
一覧で見る役割の違い
| 観点 | スタディサプリENGLISH | DMM英会話 |
|---|---|---|
| 主な役割 | インプット(文法・単語・型) | アウトプット(実際に話す) |
| 学習スタイル | 一人で自習・スキマ時間 | 講師とマンツーマン・予約制 |
| 1回の時間 | 数分〜(短時間でも可) | 25分前後のレッスン単位 |
| 得意なこと | 基礎固め・反復・リスニング | 発話量・通じる体験・とっさの応答 |
| 苦手なこと | 実際に話す経験は積みにくい | 土台が薄いと表現が伸びにくい |
| 続けやすさ | 相手不要で自分の都合で進む | 予約と時間確保が必要 |
こうして並べてみると、両者は競合する関係ではなく、得意分野が見事に裏返しになっているのが分かります。これが「併用すると噛み合う」と言われる理由だと感じています。
併用するとどんな効果が期待できるのか
併用の効果を一言でいえば、「覚えた表現が、使える表現に変わりやすくなる」ことだと思います。
スタサプで新しい言い回しを覚えても、使う場がないと数日で忘れてしまいます。これは多くの人が経験することではないでしょうか。
ところが、その週のうちにDMM英会話のレッスンで実際に口に出すと、記憶への残り方が変わってきます。
「知っている」から「とっさに出せる」への変換が、アウトプットの場で起きるからです。
逆方向の効果もあります。DMMのレッスンで「言いたかったのに言えなかった表現」が見つかると、それがスタサプで学ぶときの強いモチベーションになります。
「次のレッスンで使うために覚える」という目的があると、インプットの吸収率が上がる感覚があります。
つまり、2つのサービスが互いの燃料になる、という循環が生まれやすいわけです。
💡 併用で生まれる好循環
①スタサプで表現を仕込む → ②DMMで使ってみる → ③言えなかった表現に気づく → ④それをスタサプで補強 → ①に戻る。このインプットとアウトプットのループが、独学だけ・会話だけでは起きにくい定着を後押しします。
併用が向いている人・向いていない人
正直に言うと、全員に併用をおすすめできるわけではありません。お金も時間も二重にかかるので、合う・合わないがあります。
併用が向いている人
- アプリだけ続けてきたが「話す機会がなく伸び悩んでいる」と感じている人
- オンライン英会話を始めたものの「土台が足りず会話が浅い」と感じている人
- 毎日少しでも英語に触れる時間を確保できる人
- 月の学習予算をある程度確保できる人
- 半年〜1年スパンで、明確にレベルを上げたい人
併用が向いていない(今は不要な)人
- まず英語学習の習慣そのものを作りたい段階の人(片方から始める方が挫折しにくい)
- 週に確保できる学習時間が極端に少ない人
- 予算をできる限り抑えたい人
- 目的が「話す」だけ、または「読む・聞く」だけにはっきり寄っている人
⚠️ 無理に2つ抱えなくてよい
併用は強力ですが、続かなければ意味がありません。学習習慣がまだない段階なら、まずどちらか1つに絞って3週間続け、回り始めてから2つ目を足す方が現実的だと感じます。最初から完璧な併用を目指して燃え尽きるのが、いちばんもったいないパターンです。
現実的な料金感|併用すると月いくら?
気になるお金の話です。ここはサービスの提供条件やキャンペーンで変わりやすいので、考え方の枠組みとして整理します。
ざっくり言うと、スタディサプリENGLISHは「月額のサブスクで使い放題に近い」モデル、DMM英会話は「毎日1回などのプランで月額が決まる」モデルです。
2つを単純に足すと、当然ながら片方だけより月の出費は増えます。
ただ、英会話スクールに通うことを思えば、オンライン中心の併用は費用を抑えやすい選択だとも言えます。
重要なのは「年額・キャンペーン・無料体験」を活用して、初期コストを下げてから判断することだと思います。
スタサプもDMM英会話も無料体験が用意されているのが一般的なので、まずは体験で「自分が両方を回せそうか」を確かめてから本契約に進むのが、損の少ないやり方です。
📌 料金は必ず公式で最新確認を
各社の月額・年額・キャンペーンは時期によって変わります。本記事では具体的な金額の固定は避けています。最新の料金とプラン内容は、スタディサプリENGLISH・DMM英会話それぞれの公式サイトで申し込み前に必ずご確認ください(出典:各社公式)。
費用を抑えたい場合の現実的な打ち手としては、次のような順番が考えやすいです。
- まず両方の無料体験を(できれば同じ時期に)試して、回せそうか確認する
- 続けると決めたら、年額プランやキャンペーンの有無を公式で確認する
- 最初の1〜2ヶ月は片方をメイン・もう片方を週1〜2回に絞り、負荷を見ながら配分を調整する
- 使いこなせてきたら、自分の弱点(話す/聞く)に予算を寄せる
独学×実践を回す「1週間プラン」の組み立て方
ここからは、実際にどう組み合わせるかという具体的な話です。
併用でいちばん大事なのは、「スタサプで仕込んだものを、その週のDMMで必ず使う」という連動を作ることだと考えています。
バラバラに2つやるのではなく、1本の線でつなぐイメージです。
一例として、平日にインプット、特定の曜日にアウトプット、という形に分けると回しやすくなります。
週の組み立て例(無理のない目安)
| 曜日 | 主な学習 | ねらい |
|---|---|---|
| 月〜水 | スタサプでインプット(10〜15分/日) | 使いたい表現を3〜5個ストック |
| 木 | スタサプで仕込んだ表現の復習 | レッスンで出す準備 |
| 金 or 土 | DMM英会話レッスン(1回) | 仕込んだ表現を実際に口から出す |
| レッスン直後 | 言えなかった表現をメモ | 次週のスタサプの題材にする |
| 日 | 軽い振り返り・休息 | 負荷を上げすぎない |
ポイントは、DMM英会話を「週1〜2回」から始めることです。
いきなり毎日レッスンにすると、予習が追いつかず、結局いつもの簡単な英語で乗り切るだけになりがちです。
まずは週1回でも「仕込んだ表現を必ず使う」を徹底した方が、1回あたりの密度が上がると感じています。
慣れてきたら回数を増やし、最終的に「ほぼ毎日アウトプット」へ近づけていく流れが無理がないと思います。
💡 続けるコツは「連動メモ」1枚
スマホのメモアプリに「今週レッスンで使う表現」を3〜5個書くだけで十分です。スタサプで覚えた → メモに書く → DMMで使う → 使えたら消す。この1枚があると、2つのサービスがバラバラにならず、1つの学習として回り始めます。
スタサプ・DMM以外の選択肢も少しだけ
念のため、併用を考えるときに比較対象になりやすいサービスにも触れておきます。
アウトプット側の代替としては、レアジョブ英会話やネイティブキャンプもよく候補に挙がります。
レアジョブ英会話は日本人運営ならではのサポートやビジネス英語コースに定評があり、「仕事で使う英語」を意識する人に向いている印象です。
ネイティブキャンプは予約なしでレッスンを受け放題というスタイルが特徴で、「思い立ったときにすぐ話したい」「とにかく回数をこなしたい」人と相性が良いです。
インプット側をスタサプにしつつ、アウトプット側を自分の生活リズムに合わせてDMM英会話・レアジョブ英会話・ネイティブキャンプから選ぶ、という組み方もありだと思います。
どれが正解ということはなく、「予約して計画的に進めたいか」「思い立ったら即レッスンしたいか」「ビジネス英語に寄せたいか」で、相性が変わってくる気がします。
📌 組み合わせの考え方
インプット土台=スタディサプリENGLISH、アウトプット=DMM英会話/レアジョブ英会話/ネイティブキャンプのいずれか。大切なのは「材料を仕込む場所」と「使う場所」を両方持つことで、アウトプット側のサービスは自分のリズムと目的で選べば十分だと考えています。
併用するうえで気をつけたいこと
最後に、正直なデメリットと注意点も書いておきます。
まず、2つ契約すると当然ながら月の固定費が増えます。使いこなせないと「払っているだけ」になりかねません。
次に、時間の確保です。インプットとアウトプットの両方に時間を割く必要があるので、生活の中で英語の時間を意識的に作れないと、どちらも中途半端になりがちです。
そして、無料体験には期限があります。「試すだけ試して放置」だと自動で課金される場合があるので、体験の終了日は申し込み時に必ず控えておくのが安全です。
こうした点を踏まえても、「インプットだけで話せない」「会話だけで伸び悩む」という壁にぶつかっている人にとっては、併用は有力な打ち手だと感じています。
⚠️ 無料体験の解約期限に注意
スタサプ・DMM英会話ともに無料体験がありますが、期限を過ぎると自動で有料に移行するのが一般的です。申し込んだ瞬間に「無料体験の最終日」をカレンダーに登録しておくと、「気づいたら課金されていた」という事故を防げます。最新の体験条件は各社公式でご確認ください。
まとめ|「仕込む場所」と「使う場所」を分けて持つ
スタディサプリENGLISHとDMM英会話の併用は、「インプットだけで話せない」「会話だけで伸びない」という2つの失敗を同時に避けるための組み合わせだと整理できます。
スタサプで言える材料を仕込み、DMM英会話でその材料を口から出す。
この役割分担と、「仕込んだ表現をその週のレッスンで必ず使う」という連動が、独学だけでは起きにくい定着を後押しします。
ただし、無理に2つ抱えて燃え尽きるくらいなら、まずは片方から。回り始めてから2つ目を足す方が、結局は近道になることも多い気がします。
まずは両方の無料体験で「自分が回せそうか」を確かめるところから始めてみてはいかがでしょうか。料金や体験条件は変わりやすいので、申し込み前に各社公式で最新情報を確認してみてください。
よくある質問(FAQ)
スタサプとDMM英会話、どちらから始めるべきですか?
英語学習の習慣がまだない場合は、一人で進めやすいスタディサプリENGLISHから始めて土台を作り、慣れてきたらDMM英会話を足す流れが続けやすいと感じます。すでにアプリ学習に飽きて伸び悩んでいるなら、DMM英会話から足してアウトプットの刺激を入れるのも有効です。
併用すると月の費用はどのくらいになりますか?
2つ契約するぶん片方だけより出費は増えますが、英会話スクール通学に比べれば抑えやすい範囲です。具体的な金額は時期やキャンペーンで変わるため、最新の料金は各社公式でご確認ください(出典:各社公式)。無料体験や年額プランを使って初期コストを下げてから判断するのがおすすめです。
毎日レッスンを受けないと併用の意味はないですか?
そんなことはありません。むしろ最初は週1〜2回のDMMレッスンで「スタサプで仕込んだ表現を必ず使う」を徹底する方が、1回あたりの密度が上がります。慣れてから回数を増やしていけば十分です。
DMM英会話の代わりにレアジョブやネイティブキャンプでもいいですか?
問題ありません。アウトプットの場として、ビジネス英語やサポートを重視するならレアジョブ英会話、回数や手軽さを重視するならネイティブキャンプも候補になります。大切なのはインプット(スタサプ)とアウトプットの場を両方持つことです。
無料体験だけで両方を試すことはできますか?
一般的には両サービスとも無料体験が用意されています。同じ時期に試すと「自分が2つを回せそうか」を実感しやすいです。ただし体験には期限があり、過ぎると自動で有料に移行する場合があるので、終了日を控えておくと安心です。最新条件は各社公式でご確認ください。


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